ahamoは月額2,970円(税込)でドコモ品質の回線を使える、コストパフォーマンスの高いプランとして知られています。しかし「とりあえず安いから申し込む」前に、必ず把握しておくべきデメリットがあります。
この記事では、ahamoの気になる点を全て正直に解説します。「デメリットをすべて理解したうえで、自分に合っているか判断したい」という方に向けて、2026年4月時点の公式情報をもとにまとめました。
ahamoの基本プランを確認する
デメリットを理解するための前提として、まずプラン構成を整理します。各デメリットはこの料金・容量設計に起因するものが多いため、先に全体像を把握しておくことが重要です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 月額料金(基本) | 2,970円(税込) |
| データ容量(基本) | 30GB |
| 通話 | 5分以内の国内通話無料(超過後は30秒22円) |
| 大盛りオプション | +1,980円(税込)で80GB追加 → 合計110GB・月額4,950円(税込) |
| 無制限かけ放題 | +1,100円(税込) |
プランはこの2パターンのみです。この「選択肢の少なさ」が最初のデメリットにつながります。
ahamoのデメリット一覧
プランの構成を踏まえたうえで、ahamoを契約する前に知っておくべきデメリットを7つ解説します。自分の利用状況と照らし合わせながら確認してください。
デメリット1:データプランの選択肢が2つしかない
ahamoで選べるデータ容量は「30GB」か「110GB(大盛りオプション追加時)」の2択のみです。自分の使い方に合わせて容量を細かく調整できない点は、利用状況によっては大きな不満になります。
- 10GB前後しか使わないユーザーには30GBはオーバースペックになる
- 30GBを少し超えるくらいのユーザーは、1,980円(税込)のオプションを追加するか我慢するかの二択になる
- 中間的な容量(例:50GB・60GB)を選ぶことはできない
月10GB以下の利用が中心の方にとっては、同じドコモ回線系のMVNOや他社サービスのほうが割安になるケースがあります。例えばIIJmioでは月35GBが2,400円(税込)程度で契約できるプランも存在しています(2026年4月時点・各社公式情報より)。
デメリット2:サポートがオンライン中心で有料対応がある
ahamoは徹底的にオンライン完結を前提とした設計になっており、電話での無料サポートを求める方には不向きです。具体的にどのような制限があるかを確認しておきましょう。
- 無料の電話サポートなし(原則、ユーザー自身がオンラインで完結させる仕組み)
- ドコモショップでの有人サポートは1回3,300円(税込)で提供(事前予約が必要な場合あり)
- 「ahamo WEBお申込みサポート」「ahamo WEBお手続きサポート」も1回3,300円(税込)
「わからなければショップに行けばいい」という感覚でいると、有料サポートが発生する点に注意が必要です。スマートフォン操作に不慣れな方や、対面でじっくり相談したい方には不便に感じる可能性があります。
デメリット3:ドコモの家族割・継続割が適用されない
ahamoはドコモの料金プランとは別の独立したサービスとして設計されており、ドコモ契約者が受けられるさまざまな割引の対象外となっています。家族でドコモを使っている方は特に注意が必要です。
以下の割引はahamo回線には適用されません。
- みんなドコモ割(家族の回線数に応じた割引)
- ファミリー割引(家族間通話無料)
- その他ドコモの継続利用に関する割引
補足として、ahamo回線は「みんなドコモ割」の回線数カウントには含まれます。つまり「家族グループ内のドコモユーザーの割引に悪影響が出ることはない」ものの、ahamo契約者自身は割引の恩恵を受けられません。現在ドコモで家族割を受けている方は、ahamo移行後の実質的な月額変化を計算したうえで判断することが重要です。
デメリット4:一部のドコモサービスが利用できなくなる
ahamoへ移行すると、ドコモ契約時に使っていたサービスやオプションの一部が自動的に解除・利用不可になります。「月額が安くなった」と思っていたら、別のところで損をしていたというケースが起きやすい点です。
主な対象として挙げられるものは以下のとおりです。
- dカードの支払い割引など、一部のdカード特典
- ドコモ光セット割などの光回線との組み合わせ割引
- ドコモが独自に提供する一部のオプションサービス
スマートフォン単体の月額は下がっても、これまで利用していた割引やサービスが使えなくなることで、「月々のトータルコストがほとんど変わらなかった」というケースも実際に起きています。移行前には「現在契約中のオプション・割引の中でahamoでも継続できるものは何か」を公式サイトで必ず確認してください。
デメリット5:10GB以下の利用者にはコスパが良くない
ahamoの基本プランは月30GBで2,970円(税込)という設計であるため、データをあまり使わないユーザーには割高になりやすいという構造的な問題があります。
毎月5GB・10GB程度しか使わないユーザーにとっては、容量を余らせながら割高な料金を払い続けることになります。格安SIM各社では、使用量に応じた段階制プランや、3GB・5GB・10GBなどの少容量プランが充実しています。データ使用量が少ない方には、これらのほうが金銭的に合っている場合があります。
デメリット6:海外ローミングは月の総データ枠を消費する
ahamoは海外82の国と地域で追加料金なしでデータ通信が使えるという点はメリットとして知られていますが、仕組みをよく理解していないと思わぬデータ不足に陥る可能性があります。
- 海外でのデータ通信は、国内で使うデータ量と共通の月30GB(または110GB)の枠内から消費される
- 月の国内利用が多い状態で海外に行くと、残データ量が少なくなっている場合がある
- 大盛りオプションの80GB分も海外利用に使えるが、あくまで月の総使用量の範囲内
「海外で使えると思っていたら、月末で低速になっていた」という状況を避けるために、渡航前にデータ残量を確認する習慣が必要です。
デメリット7:ドコモの端末割引キャンペーン対象外になるケースがある
端末の購入・機種変更を検討している方にとって、ahamoへの移行が割引面で不利に働く可能性がある点も見落とせないデメリットです。
ドコモでは、特定の料金プランに契約していることを条件とした端末割引施策を実施することがあります。ahamoはドコモの通常プランとは別のプラン扱いとなるため、ドコモの機種変更キャンペーンや端末購入補助の一部が対象外になるケースがあります。端末購入を検討している場合は、ahamo向けキャンペーンと通常ドコモ向けキャンペーンを比較してから判断することを推奨します。
デメリットをふまえた「向いている人・向いていない人」の整理
ここまで7つのデメリットを解説しました。これらを踏まえ、ahamoが自分に合っているかどうかを以下の基準で判断してください。
ahamoが向いている人
- 月20〜30GB程度のデータを使う(プランの容量を使いきれる)
- スマートフォンの操作・手続きに慣れており、オンラインで完結できる
- ドコモ回線の品質・エリアはそのままに、月額コストを下げたい
- 年に数回は海外に行く機会があり、現地でのデータ利用もしたい
- 家族割・ドコモ独自割引をそもそも受けていない、または影響が少ない
この記事を見て、ahamoへの乗り換えや申し込みを考えている人は下記の記事を参考に進めていくことをオススメします。
ahamoが向いていない人
- 毎月のデータ使用量が10GB以下でコスト最小化を優先したい
- 対面でのサポートを重視する、またはスマートフォン操作に不安がある
- ドコモで家族割・継続割を受けており、移行後も引き続き割引を求めたい
- ドコモ光などとのセット割を組み合わせて利用中で、その割引を維持したい
- 細かいデータ容量の選択肢から自分の使用量に合ったプランを選びたい
まとめ
ahamoのデメリットをまとめると、以下の7点になります。
- データプランが30GBと110GBの2択しかない
- サポートがオンライン中心で有人サポートは1回3,300円(税込)の有料
- みんなドコモ割・ファミリー割引など家族割が適用されない
- ドコモの一部サービス・オプション・割引が使えなくなる
- 月10GB以下の利用者にはコストパフォーマンスが下がる
- 海外ローミングは国内と共通の月間データ枠を消費する
- ドコモの端末割引キャンペーン対象外になるケースがある
ahamoは「月30GB前後使う・オンライン操作に慣れている・ドコモ品質の回線を安く使いたい」という方には非常に優れた選択肢です。一方で、少容量利用・手厚いサポート重視・家族割活用中の方には合わない可能性があります。
本記事のデメリットをひとつひとつ自分の状況に当てはめて確認し、納得したうえで申し込みを判断してください。
※本記事の料金・サービス内容は2026年4月時点の公式情報をもとに記載しています。最新情報は必ずahamo公式サイトでご確認ください。

