「データ無制限で月額3,278円」
「楽天市場のポイントがザクザク貯まる」
楽天モバイルのスペックは魅力的ですが、申し込みボタンを押す直前で「本当に繋がるの?」という不安がよぎりませんか?
「プラチナバンドが始まったらしいけど、地下鉄やビルの中でも大丈夫?」
「仕事の大事な電話中に途切れたら困る」
そんな「安かろう悪かろう」というあなたの懸念を解消するため、本記事では2026年1月現在の楽天モバイルの「繋がりやすさ」と「通話品質」の本音を徹底検証します。
結論:2026年の楽天モバイルは「圏外」ではないが「爆速」でもない
先に結論を言ってしまうと、「楽天モバイルは繋がらない」という評判は、もはや過去のものになりつつあります。しかし、ドコモやauと全く同じ品質かと言えば、まだそこまでの「密度」には達していません。
日常生活の99%はカバー済み。ただし「局所的な弱点」は残る
2026年現在、楽天モバイルの人口カバー率は99.9%(パートナー回線含む)に達しています。市街地で普通に生活する分には、圏外表示を見ることは稀でしょう。
ただし、「圏外ではない=快適」とは限りません。 電波のアンテナが1〜2本しか立たない「微弱エリア」が、安定した大手3キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)に比べてまだ多いのが現実です。場所によっては接続までのタイムラグを感じることがあります。
【検証】プラチナバンド(700MHz)開始で何が変わった?

「プラチナバンド(700MHz帯)」がついに楽天モバイルにも割り当てられ、運用が開始されています。これにより劇的に改善されたことと、過度な期待をしてはいけない点があります。
屋内への浸透率は向上。しかし「帯域幅」の狭さに注意
プラチナバンドの最大の武器は「障害物を回り込む力」です。これにより、これまで楽天モバイルが苦手としていた「ビルの奥まった部屋」や「コンクリート造の建物内」でも、電波をキャッチできる確率は確実に上がりました。
しかし、注意が必要なのは通信速度です。 楽天モバイルに割り当てられたプラチナバンドの帯域幅は「3MHz幅×2」と非常に狭いものです(他社は10MHz〜15MHz幅など)。
- 電波は届くようになった(圏外は減った)
- しかし、プラチナバンド接続時の速度はそこまで速くない
これが2026年のリアルです。「どこでも爆速」ではなく「どこでも(最低限)繋がる」ようになった、と理解するのが正解です。
まだ繋がりにくい「魔のスポット」の具体例

以下の場所では、依然としてパートナー回線(au)に切り替わる、あるいは通信が不安定になる可能性があります。契約前に、ご自身の生活圏と照らし合わせてください。
- 深い地下街・デパ地下: 奥まった店舗などでは、QRコード決済の読み込みに数秒待たされる場合があります。
- 高層ビルの上層階(30階以上など): 地上からの電波が届きにくく、かつ近隣の基地局の干渉を受けやすいエリアです。窓際でないと厳しいケースがあります。
- 満員電車・イベント会場: 人が密集する場所では「パケ止まり(アンテナは立っているのに通信できない)」が発生することがあります。
通話品質のリアル:「Rakuten Link」は仕事で使えるか?
楽天モバイル最大のメリットである「通話料無料」。専用アプリ「Rakuten Link」を使うことが条件ですが、その品質はどうなのでしょうか。
音質はLINE通話並み。ビジネス利用時の注意点
Rakuten Linkは、通常の電話回線ではなく、データ通信網を使ったRCS(リッチコミュニケーションサービス)技術を用いています。感覚としては「LINE通話」に近い音質です。
家族や友人との通話には十分すぎる品質ですが、ビジネス利用には以下の点に注意が必要です。
- 若干の遅延: 固定電話に比べると、コンマ数秒の遅延を感じることがあります。早口での議論などでは、タイミングが被りやすいかもしれません。
- 非通知問題(iPhoneユーザー): iOSの仕様上、Rakuten Linkから発信しても相手に「非通知」と表示されるケースや、着信が標準電話アプリになってしまうケースがあります(※最新の仕様は必ず公式サイトで確認してください)。
「重要な商談はLINE通話ではしない」という感覚の方であれば、仕事用には別途、OS標準の電話回線(15分かけ放題オプションなど)を使うか、povoなどをサブ回線として持っておくのが無難です。
電波の弱点をカバーする「2つの圧倒的メリット」

ここまで「繋がりやすさ」の厳しい現実をお伝えしましたが、それでも楽天モバイルの契約者数が伸び続けているのには理由があります。それは、多少の不便さを補って余りある「コストパフォーマンス」があるからです。
1. 無制限×テザリングが「最強のポケットWi-Fi」になる
他社(ahamoやpovo)にはない最大の武器が、「データ無制限(3,278円/月)」です。
- テザリング制限なし: PCやタブレットに繋ぎ放題。
- 速度制限ほぼなし: 1日10GB使っても極端な制限はかかりません。
自宅に光回線を引かず、楽天モバイル1本で済ませる「固定回線化」ユーザーも急増しています。もし自宅が楽天回線エリア内(プラチナバンド頼みでなく、4G/5Gがしっかり入る場所)であれば、通信費の大幅な節約が可能です。
2. 多少の不便は「実質無料」で許せる?SPU還元の威力
楽天市場でお買い物をする人にとって、楽天モバイル契約は「錬金術」に近いです。 SPU(スーパーポイントアッププログラム)により、楽天市場でのポイント還元率が常時+4倍になります。
- 楽天市場で月5万円買い物をする人 → 2,000ポイント還元
- 楽天モバイルの3GB利用料 → 1,078円(税込)
このように、買い物額によっては「回線維持費以上のポイントが返ってくる」という現象が起きます。「たまに地下で繋がりにくいけど、実質無料だから許せる」という割り切りができるのが、楽天モバイルの強さです。
【最終判断】楽天モバイルを契約しても後悔しない人
これまでの検証結果を踏まえ、2026年現在、楽天モバイルをおすすめできるのは以下のような人です。
✅ おすすめできる人
- 楽天市場ヘビーユーザー: SPU還元で月額料金の元が取れる人。
- 通話は家族・友人がメイン: Rakuten Linkの音質で十分な人。
- 自宅の電波状況が良い: 実際に契約してみて、自宅が快適なら「固定回線代わり」にできる。
- サブ回線を持てる人: いざという時は基本料0円のpovoなどでカバーできる人。
⚠️ やめたほうがいい人
- 地下鉄移動中も動画を見続けたい人: ストレスを感じる可能性があります。
- 営業職で電話が命の人: 取引先への電話は、より安定した回線が安心です。
まとめ
2026年の楽天モバイルは、プラチナバンド導入により「繋がらない」リスクは大幅に減りましたが、まだ大手3社と全く同じ感覚で使えるわけではありません。
しかし、「データ無制限の安さ」と「ポイント還元」を含めた総合力では、他社を圧倒しています。
まずは「自分の生活圏で電波が入るか」を試してみるのが一番です。楽天モバイルは契約事務手数料も解約金も0円です。サブ回線として試しに契約し、もし合わなければ即解約しても金銭的なダメージはありません。
「やっぱり他社の料金も比較してから決めたい」という場合は、povoと徹底比較したこちらの記事も合わせて参考にしてください。

