「楽天モバイルって繋がりにくいって聞くけど、2026年の今はどうなの?」と気になって調べているなら、この記事で答えが出ます。
楽天モバイルは2026年現在も、地下・屋内・混雑した繁華街の一部で繋がりにくいケースがあります。ただし、2026年2月の「つながりやすさ強化宣言2026」以降、地下鉄の通信容量が最大4倍に拡張されるなど改善が急ピッチで進んでいます。「繋がりにくい」が自分の生活圏に当てはまるかどうかを確認してから判断することが重要です。
この記事では、繋がりにくい場所の具体的な原因・2026年時点の改善状況・失敗しないための対策を順に解説します。
この記事でわかること
この記事を読んでわかる内容は、下記の通りとなっていますので事前に目を通しておきましょう。
- 楽天モバイルが繋がりにくい場所・状況(2026年現在)
- 「つながりやすさ強化宣言2026」で何が変わったか
- 2026年9月末に迫るKDDIローミング問題の概要
- 繋がりにくさを回避するための実践的な3つの対策
- 乗り換えてよい人・見送るべき人の判断基準
この記事はこんな人向けです
- 楽天モバイルへの乗り換えを検討しているが、「繋がりにくい」という口コミが気になっている人
- 「2026年の今も繋がりにくいのか?」「どこで繋がりにくいのか?」を具体的に確認したい人
- 格安SIMや通信の仕組みにくわしくない一般ユーザー
専門用語はその都度補足しているので、スマホや通信の知識がなくても読めます。
結論を先にお伝えします

楽天モバイルの「繋がりにくさ」は、2026年現在も存在しますが、かつてとは性質が変わっています。
以前は「そもそもエリア外で圏外になる」という問題が中心でした。現在はau(KDDI)の回線を借りることでエリアの穴はほぼ埋まっており、「圏外」になるケースは大幅に減っています。
2026年の課題は「つながるけど遅い・不安定」という質の問題です。特に地下・屋内・混雑した繁華街での速度低下が主な不満の原因です。この点については、2026年2月に発表された改善施策が順次実施中で、都内地下鉄については2026年7月に対策完了の見通しが示されています。
「自分の生活圏で使えるか」を事前に確認することが、乗り換え後の後悔を防ぐ唯一の方法です。
楽天モバイルが繋がりにくい場所・状況(2026年現在)

楽天モバイルの繋がりにくさは「どこでも一律に悪い」のではなく、特定の場所・状況に集中しています。乗り換えを検討する前に、自分の生活圏が以下に当てはまるかどうかを確認してください。
エリア以外の料金・プラン・メリット・デメリットを含めた全体的な評価は下記の関連記事でまとめています。
地下・屋内の深い場所
楽天モバイルの主力電波帯はBand 3(1.7GHz)です。この周波数帯は障害物に弱く、建物の壁・床・地面を通り抜ける力が大手3キャリアに比べて小さいという特性があります。その結果、以下の場所で繋がりにくくなるケースがあります。
- 地下鉄(特に乗り換えの少ない駅間のトンネル内)
- 地下街・地下フロアの奥まった場所
- コンクリート造りのマンション内(特に中〜低層階の廊下・トイレ)
- エレベーター内
なお、地下鉄については後述する「つながりやすさ強化宣言2026」で改善施策が進行中であり、都内主要路線は2026年7月に対策完了の見通しです。
混雑した繁華街・大型イベント会場
駅前の商業施設・ライブ会場・花火大会のような場所では、同じ基地局に多数のユーザーが集中することで通信速度が低下します。これは楽天モバイルに限った問題ではありませんが、大手3キャリアと比べてまだ基地局の絶対数が少ないため、混雑の影響を受けやすいという側面があります。
高層ビル・タワーマンションの上層階
プラチナバンドの整備が進んでいるとはいえ、高層階(目安として20階以上)への電波到達は、大手3キャリアに比べて依然として不安定になりやすいです。タワーマンション在住の方は、申し込み前に特に注意して確認する必要があります。
楽天回線とau回線の切り替わりポイント(ハンドオーバー)
楽天モバイルは、自社の楽天回線が届かない場所でau(KDDI)の回線に自動で切り替わる仕組みを持っています。このとき、電波が「どちらに繋ぐか迷っている」状態が一時的に発生し、アンテナは立っているのに通信できない「パケ詰まり」が起きることがあります。
電車移動中に「さっきまで普通に使えてたのに急に止まった」と感じる原因の多くがこれです。日常的に頻発するわけではありませんが、移動の多いユーザーは把握しておくべき挙動です。
2026年のネットワーク改善で何が変わったか

繋がりにくさの問題を受け、楽天モバイルは2026年2月に「つながりやすさ強化宣言2026」を発表し、具体的な改善施策を実施中です。現状を正確に把握するために、変わった点と変わっていない点の両方を確認しておきましょう。
変化①:地下鉄の通信容量が最大4倍に拡張(2026年7月完了予定)
東京メトロ・都営地下鉄をはじめとする東京の主要地下鉄路線では、共用基地局の帯域幅を従来の5MHzから20MHzへ拡張する工事が急ピッチで進んでいます。帯域幅が4倍になるということは、同じ時間に流せる通信量が大幅に増えるということです。
2026年1月時点で工事全体の約9割が完了しており、2026年7月にはほぼ全区間の工事完了が予定されています。地下鉄での繋がりにくさに悩んでいた方には、直接的に影響する改善施策です。
変化②:プラチナバンド(700MHz帯)の整備が前倒しで進行中
プラチナバンドとは、障害物を通り抜けやすい特性を持つ周波数帯(700MHz帯)のことです。建物内・地下での繋がりにくさの根本的な原因は、楽天モバイルがこの帯域を持っていなかったことでした。
2024年6月に商用利用を開始してから、整備は当初の計画を前倒しするペースで進んでいます。ただし、基地局の具体的な設置数は2026年4月時点で非公表のままであり、「どのエリアまで整備が完了しているか」を外部から正確に確認することは現時点ではできません。
プラチナバンドによる改善は、都市部・住宅地から順次進んでいるとみられますが、エリアによって差があることは念頭に置いてください。
変化③:繁華街での5G基地局整備
混雑エリアでの速度低下対策として、繁華街を中心に5G基地局の追加整備が進んでいます。トラフィックを複数の基地局に分散させることで、混雑時の通信安定性が向上します。
2026年9月末に迫るKDDIローミング問題(要注意)
現在、楽天モバイルのエリアが実質的に大手3キャリアと同等に見えるのは、自社回線が届かない場所でau(KDDI)の回線を借りる「ローミング」の仕組みによるところが大きいです。
このKDDIとのローミング契約は2026年9月30日に現行の契約期間が終了します。契約が延長されるかどうかについて、2026年4月時点では正式な発表がありません。もし契約が更新されない場合、自社回線の整備が間に合っていないエリアではエリアが縮小し、ユーザーの体感品質が低下するリスクがあります。
楽天モバイルは自前のネットワーク整備を急ピッチで進めていますが、この点は乗り換えを検討する際に頭に入れておくべき要素です。
繋がりにくさを回避する3つの対策

「自分の生活圏で使えるか不安」という場合でも、以下の3つの対策を組み合わせることで、乗り換え後の後悔リスクを大幅に減らせます。
対策1:公式エリアマップを「番地レベル」まで拡大して確認する
「自分の市区町村が色付きになっていたからOK」という確認では不十分です。楽天モバイルの公式サービスエリアマップを開き、自宅・職場・よく行く商業施設・通勤ルートを具体的に確認してください。
確認時のポイントは以下の3点です。
- 楽天回線エリア(濃いピンク):自社回線が届くエリア。通信品質が最も安定する
- パートナー回線エリア(薄いオレンジ):au回線借用エリア。品質は安定しているが、ローミング契約の動向(2026年9月末)に注意
- 境界線付近(色の変わり目):楽天回線とau回線が切り替わるエリア。ハンドオーバーのラグが起きやすい
自宅や職場が「色の境目」にある場合は特に注意が必要です。地図を最大まで拡大して確認してください。
対策2:今の契約を解約せず「デュアルSIM」でリスクゼロで試す
最もリスクが低い乗り換えの方法は、現在のキャリアを解約せずに楽天モバイルをサブ回線として新規契約し、1台のスマホで2回線を使う「デュアルSIM」で試すことです。
- メイン回線:今のキャリア(重要な通話・連絡に使用)
- サブ回線:楽天モバイル(データ通信・電波状況のテスト用)
Rakuten最強プランは3GB以内なら月額1,078円(税込)です。約1,000円のコストで、実際の通勤ルート・自宅・よく行く場所の電波状況を1か月かけて確認できます。「問題なく使える」と確認できてからメイン回線を乗り換えれば、後悔するリスクはほぼゼロになります。
対策3:自宅の電波が弱い場所はRakuten LinkのWi-Fi通話でカバーする
自宅内の特定の部屋(トイレ・寝室・クローゼット付近)で電波が弱くなる場合でも、自宅にWi-Fi環境があれば解決できるケースがほとんどです。
楽天モバイル専用アプリ「Rakuten Link」は、Wi-Fi接続中であれば携帯の電波が弱い場所でもWi-Fi経由で通話の発着信が可能です。自宅内で「電話ができない」という状況を防ぐための有効な手段です。
※iPhoneなど一部の機種・OSバージョンによっては動作条件がある場合があります。詳細は楽天モバイル公式サポートページで確認してください。
楽天モバイルに向いている人・向いていない人(2026年版)

繋がりにくさの現状を踏まえたうえで、乗り換えを判断するための基準を整理します。自分がどちらに近いかを確認してください。
向いている人
楽天モバイルを使う上で向いている人たちの特徴としては、以下の内容が挙げられます。
都市部・住宅地が生活の中心で、地下に長時間いることが少ない人
楽天モバイルが最も安定して使える環境です。通勤で地下鉄を使う場合も、2026年7月の改善完了後は影響が少なくなる見通しです。
毎月のデータ使用量が20GBを超えていてスマホ料金を下げたい人
無制限プランが月額3,278円(税込)という価格は、大手3キャリアの無制限プランと比べて毎月2,000〜4,000円以上の節約になります。データを気にせず動画・テザリングを使いたい人に特に有利です。
楽天市場・楽天カードなどをすでに使っている人
MNP乗り換え+楽天市場での買い物で最大14,000ポイント還元(2026年4月時点・要エントリー)など、楽天経済圏を使っている人ほど恩恵が大きくなります。
「試してダメなら戻ればいい」と思える人
契約事務手数料・最低利用期間・解約金がすべて0円のため、乗り換えの失敗コストがほぼゼロです。この身軽さは他社にはない強みです。
向いていない人
一方で楽天モバイルを使う上で、向いていないと思われる人の特徴は以下の通りです。
地方・郊外・山間部が主な生活圏の人
自社の楽天回線が届かない場所ではau回線に切り替わります。2026年9月末のローミング契約終了問題によっては、その品質が変わる可能性があります。現時点でパートナー回線エリアが主な生活圏になる場合は、慎重に判断してください。
タワーマンション上層階に居住している人
プラチナバンドの整備が進んでいるとはいえ、高層階への電波到達は依然として不安定になりやすいです。室内での通信品質を重視する場合は、対策2(デュアルSIM)で事前に確認することを強くおすすめします。
仕事で常に安定した通信が必要な人
Web会議・VPN接続・大容量ファイルの送受信を頻繁に行う場合、混雑時・境界線付近での通信不安定が業務に影響するリスクがあります。メイン回線としてではなく、まずサブ回線での検証から始めることをおすすめします。
FAQ(よくある質問)
ここからは、楽天モバイルを使う上でよく上がりやすい質問をまとめてみました。気になる方は一度こちらの項目をきちんと目を通しておきましょう。
Q1. 楽天モバイルは地方でも使えますか?
A. au(KDDI)のパートナー回線エリアを含めれば、人口カバー率は99.9%です(2026年4月時点)。地方・郊外でも多くの場所でデータ通信が可能です。ただし、自社の楽天回線が届かない場所ではau回線に切り替わります。
このローミング契約は2026年9月末に現行の契約期間が終了するため、今後の動向には注意が必要です。申し込み前に公式エリアマップで自分の生活圏を確認することをおすすめします。
Q2. iPhoneでも楽天モバイルは使えますか?
A. iPhone 6s以降であれば楽天モバイルの回線(4G LTE)を利用できます。ただし、機種によってプラチナバンド(Band 28)への対応状況が異なります。iPhone 14以降はプラチナバンドに対応しており、屋内や地下でも比較的安定した通信が期待できます。詳細な対応状況は楽天モバイル公式サイトの「ご利用製品対応状況」ページで確認してください。
Q3. 繋がりにくいと感じたらどうすればいいですか?
A. 以下の手順を順番に試してください。まず、①機内モードのオンオフで電波を再取得する。次に、②Wi-Fiに接続できる場合はRakuten LinkのWi-Fi通話機能を使う。それでも解決しない場合は、③スマホの設定から「ネットワーク設定のリセット」を試みてみましょう。
自宅で常時繋がりにくい場合は、④楽天モバイルのサポートへ相談するか、公式エリアマップで自宅周辺の電波状況を再確認してください。
まとめ

楽天モバイルの「繋がりにくい」問題は、2026年現在も一部の場所・状況では存在します。しかし、その性質はかつての「圏外エリアが広い」という問題から「特定の場所で遅い・不安定」という問題に変化しており、改善施策も具体的に進んでいます。
| 2026年現在の状況 | 内容 |
|---|---|
| まだ繋がりにくい場所 | 地下・屋内深部・混雑した繁華街・高層ビル上層階 |
| 改善進行中の施策 | 地下鉄帯域4倍拡張(2026年7月完了予定)・プラチナバンド前倒し整備 |
| 注視すべき点 | KDDIローミング契約の2026年9月末終了問題 |
| 乗り換えのリスク管理 | デュアルSIMで試す・解約金0円のため失敗コストなし |
「繋がりにくいかもしれないから乗り換えない」という判断をする前に、まず公式エリアマップで自分の生活圏を確認し、必要であればサブ回線として試してみてください。月額1,078円(税込)から使えるコストパフォーマンスは、確認する価値が十分にあります。
エリアや対策を確認して申し込みを決めた方は、下記の関連記事で手順・必要なものを確認してから手続きをすすめてください。

