「ドコモのスマホを使っているから、ネットもドコモにまとめたい」
そう考えたとき、必ずぶつかるのが「工事不要のhome 5G」か「安定のドコモ光」かという選択です。
「工事は面倒だけど、速度が遅いのは嫌だ」
「今の自分にはどっちが合っているのか、誰か決めてほしい!」
この記事では、Web上のスペック表だけでは見えてこない「実際の使用感」と「契約の落とし穴」を徹底比較します。結論から言ってしまえば、あなたの生活環境ややりたいことによって「正解」は明確に分かれます。
- home 5G: 一人暮らし、転勤族、動画視聴がメインの人
- ドコモ光: オンラインゲーマー、3人以上の家族、戸建てに長く住む人
料金、速度、そして意外と知られていない「3年縛りの真実」まで、包み隠さずレビューします。
【前提】ドコモユーザーならどちらもお得? 「料金」と「セット割」の基礎知識

まず大前提として、ドコモユーザーであれば、home 5Gとドコモ光、どちらを選んでも「ドコモ光セット割」の対象になります。
毎月のスマホ代が安くなる「セット割」の適用条件と割引額
ドコモの「eximo」や「irumo(0.5GBを除く)」などを契約中の場合、ネット回線を契約するだけで、家族全員のスマホ代が永年最大1,100円(税込)割引になります。
- 割引額: スマホ1回線あたり最大1,100円/月
- 対象範囲: 離れて暮らす家族も含め、最大20回線まで
この条件はhome 5Gでもドコモ光でも全く同じです。
そのため、「セット割のためにこっちを選ばなきゃいけない」という縛りはないので安心してください。
結局どっちが安いの? 月額料金とdポイント特典の実質差

では、純粋な「ネット回線の月額料金」はどうでしょうか? 比較表を見てみましょう。
| 項目 | ドコモ home 5G | ドコモ光 (1ギガ/タイプA) |
| 月額料金 (マンション) | 4,950円 | 4,400円 |
| 月額料金 (戸建て) | 4,950円 | 5,720円 |
| 初期費用 (事務手数料) | 3,850円 | 3,300円 |
| 工事費 | なし (0円) | 無料 (キャンペーン適用時) |
| 端末代金 | 71,280円 (実質無料) | 無料 (レンタルONU) |
表を見る限りでは、戸建てにおいてはhome 5Gは月額料金で勝っていることがわかります。一方で、マンションにおいてはドコモ光が勝っています。ただし、home 5Gはホームルーターならではの端末代金が発生するのでそこが欠点ともいえるでしょう。
【注意】「戸建て」か「マンション」かで変わる料金の逆転現象
表を見て気づいた方もいるでしょう。実は住居タイプによって「どっちが安いか」が逆転します。
- マンションの場合: ドコモ光の方が月額550円安い。
- 戸建ての場合: home 5Gの方が月額770円安い。
「安さ」だけで選ぶなら、マンション住まいの人はドコモ光が有利、戸建て住まいの人はhome 5Gが有利と言えます。しかし、ネット回線選びで一番重要なのは「料金」ではなく「中身(速度と使い勝手)」です。次章でその核心に迫ります。
【速度の決着】ストレスフリーなのはどっち? 実測値と安定性をレビュー

「home 5Gは遅いんじゃないか?」という不安に対する答えは、「遅くはないが、光には勝てない」です。
数値で見る実力差:ドコモ光の「安定感」vs home 5Gの「5Gパワー」
2026年現在の一般的な実測値(平均的な目安)を比較します。
| 項目 | home 5G (HR02) | ドコモ光 (1ギガ) |
| 下り速度 (ダウンロード) | 100〜300Mbps | 200〜600Mbps |
| 上り速度 (アップロード) | 10〜20Mbps | 100〜400Mbps |
| Ping値 (応答速度) | 30〜50ms | 10〜20ms |
| 安定性 | 時間帯・エリアによる | 非常に安定 |
home 5Gも、5Gエリア内であれば下り速度は光回線に匹敵するスピードが出ます。Webサイトの閲覧や高画質動画の再生でストレスを感じることはまずありません。
しかし、決定的な弱点は「上り速度(アップロード)」と「Ping値」です。
FPS・格闘ゲームをするなら「光回線」以外ありえない理由
もしあなたがApexやVALORANT、ストリートファイターなどの「対戦型オンラインゲーム」をするなら、迷わずドコモ光を選んでください。
home 5Gは無線通信の特性上、Ping値(反応速度)が不安定になりがちです。「撃ったはずなのに当たっていない」「キャラクターが瞬間移動する」といったラグが発生する可能性が高く、勝敗に直結します。
一方で、YouTubeやNetflixを見るだけなら「home 5G」で十分すぎる?
逆に言えば、以下のような用途であればhome 5Gで全く問題ありません。
- YouTubeやNetflixでの4K動画視聴
- Instagram、TikTok、X(旧Twitter)の閲覧
- Web会議(Zoom/Teams)※カメラONでも基本的には問題なし
- ネットショッピング
現代のWebコンテンツのほとんどは「下り速度」さえあれば快適に楽しめます。「ガチゲーマー」でなければ、home 5Gのスペックは十分合格点です。
【手軽さの決着】工事不要はウリなのか? 開通までの手間と期間をレビュー
次に、申し込みから実際に使えるようになるまでの「手軽さ」を比較します。ここはhome 5Gの独壇場です。
コンセントに挿すだけ! home 5Gが届いたその日から使える感動
home 5Gの最大のメリットは、「届いたその日にWi-Fi環境が完成する」ことです。
ショップやWebで申し込み、本体が届けば、コンセントに挿すだけ。面倒な設定もほとんどなく、QRコードを読み込むだけでスマホと繋がります。
「来週からテレワークが始まる」
「引っ越したばかりでネットがないと困る」という緊急時には、最強の救世主となります。
ドコモ光の「工事待ち」はどれくらい? 繁忙期と立ち合いのリアル
一方、ドコモ光は開通工事が必要です。
申し込みから開通までは通常2週間〜1ヶ月程度。3月〜4月の引っ越しシーズンには、1ヶ月以上待たされることも珍しくありません。
また、工事当日は「立ち会い」が必要です。平日に休みを取る必要があるかもしれません。この「時間と手間」を許容できるかどうかが、大きな分かれ道となります。
引っ越しの多い転勤族・学生が「home 5G」を選ぶべき必然性
home 5Gは、住所変更の手続きさえWebで行えば、引っ越し先でもすぐに使えます(※設置場所住所の登録変更は必須です)。
ドコモ光の場合、引っ越しのたびに「移転工事費」や「撤去工事費」がかかったり、また工事日程を調整したりする必要があります。
数年以内に引っ越す予定がある転勤族や学生の方には、home 5Gの「身軽さ」は代えがたいメリットです。
契約前に見て! 「3年以内の解約」で泣かないための落とし穴
ここが本記事で最も伝えたいポイントです。公式サイトには小さくしか書かれていない「解約時のリスク」について解説します。
home 5G最大の罠。「契約縛りなし」でも「端末代金」の残債は残る
home 5Gは「契約期間の縛りなし(解約金0円)」と宣伝されています。これは嘘ではありません。しかし、端末代金の仕組みに罠があります。
- 端末代金: 71,280円(税込)
- 割引: 「月々サポート」で毎月1,980円×36回割引 = 実質無料
この「実質無料」は、36ヶ月(3年)使い続けて初めて無料になるという意味です。
もし、契約から1年(12ヶ月)で解約するとどうなるか?
- 残り24回分の割引が消滅。
- 1,980円 × 24回 = 47,520円を一括請求されます。
つまり、home 5Gは「いつ解約しても違約金は0円」ですが、「実質的には3年縛り」なのです。これを理解せずに契約すると、短期解約時に高額な請求が来て驚くことになります。
ドコモ光は「2年定期契約」だが、工事費無料なら意外と身軽?
ドコモ光は多くのプランで「2年定期契約」となっており、更新月以外での解約には違約金(月額料金の1ヶ月分程度)がかかります。
しかし、ドコモ光公式の「新規工事料無料特典」は、home 5Gのような「実質無料(分割相殺)」ではなく、「完全無料(0円)」であるケースがほとんどです(※契約時期・キャンペーンによります)。
もし工事費が完全無料であれば、解約時に残るのは「1ヶ月分の違約金」だけ。
「7万円近い端末残債」のリスクがあるhome 5Gよりも、実はドコモ光の方が(2年更新のタイミングさえ合えば)解約時のダメージが少ないという見方もできるのです。
【最終判定】あなたのライフスタイルには、こっちがベスト!

ここまでの比較を元に、あなたが選ぶべき回線を断言します。
「速度・安定性」を重視する人・3人以上の家族への推奨プラン
迷わず【ドコモ光】を選んでください。
- 理由: 家族全員で同時に動画を見ても遅くならない帯域の広さと、オンラインゲームも快適な安定性があるため。マンションなら料金も最安です。
- おすすめ: ドコモ光 1ギガプラン(タイプA)
「手軽さ・即日利用」を重視する人・一人暮らしへの推奨プラン
【home 5G】がベストパートナーです。
- 理由: 工事の待ち時間ゼロで、今日から快適なネット生活が始まります。動画視聴やテレワークには十分な性能です。ただし、**「3年は使う(または残債を払う覚悟がある)」**ことが条件です。
- おすすめ: home 5G プラン(HR02)
今すぐ申し込むなら? 公式キャンペーンをフル活用する手順
どちらを選ぶにせよ、申し込みは「dポイント還元」があるWeb窓口がお得です。
- home 5Gの場合: ドコモオンラインショップなら事務手数料がかからず、dポイント(期間・用途限定)15,000pt等のプレゼントキャンペーンを実施していることが多いです。
- ドコモ光の場合: 公式プロバイダ(GMOとくとくBBなど)を経由すると、公式特典のdポイントに加え、高額キャッシュバック(数万円〜)やWi-Fiルーター無料レンタルが付いてくるため、公式サイトより圧倒的にお得です。
まとめ
- 料金: マンションなら「ドコモ光」、戸建てなら「home 5G」が安いが、セット割はどちらも同じ。
- 速度: ゲームをするなら「ドコモ光」一択。動画メインなら「home 5G」で十分。
- リスク: home 5Gは「3年以内の解約」で数万円の端末残債が発生することに注意。
あなたの生活スタイルに合った方を選んで、快適でお得なネットライフをスタートさせてください。
迷いが晴れたら、まずは今のエリアで光回線の工事が可能か、または5Gエリア内かを確認することから始めましょう。

