給料日が来たのに、気づけば口座残高がほとんど残っていない…。
そんな状況が続いていませんか。
一生懸命節約しても、お金が貯まらない原因の多くは固定費にあります。
スマホ代やネット料金、サブスク、保険料、家賃などは、一度見直すだけで
毎月1〜3万円の支出が減ることも珍しくありません。
この記事では、忙しい一人暮らし社会人でも、仕事終わりにスマホを触りながら進められる固定費の削り方を、わかりやすく紹介します。
給料は変わってないのに「お金が残らない」本当の理由

給料は毎月ほぼ同じなのに、なぜか手元に全然お金が残らない…。
そう感じている社会人は少なくありません。
そこで多くの人は「外食を減らそう」「コンビニを我慢しよう」と、まずは日々の買い物を削ろうとしますが、それだけでは効果が小さく、ストレスばかりたまってしまいます。
本当に家計を楽にしたいなら、先に見直すべきなのは、スマホ代やネット代、サブスク、保険料、家賃といった毎月自動で落ちていくお金=固定費です。
ここが高いままだと、どれだけ頑張っても貯金が増えにくいままです。
この記事では、固定費が家計に与える影響と、どこから手をつけるとラクに月1〜3万円浮かせられるのかを、具体例を交えながら順番に見ていきます。
節約してるつもりなのに貯金が増えない人の特徴

節約してるつもりなのに貯金が増えない人には、いくつか共通点があります。
代表的なのは、コンビニやカフェを我慢するなど「今日いくら使ったか」ばかり気にして、「毎月いくら自動で引き落とされているか」を把握していないことです。
また、家計簿アプリは入れたものの数日で入力をやめてしまい、ざっくりの収支すら分からないケースも多いです。
その結果、スマホ代やサブスク、保険、家賃など大きな出費がそのまま放置され、小さな我慢のわりに家計はほとんど変わりません。
日頃の努力をちゃんと貯金につなげるために、まずは自分の固定費の総額を知るところから始めていきましょう。
「変動費」より先に固定費を触った方がラクなワケ
多くの人は、まず外食やコンビニ、お菓子などの「変動費」を削ろうとしますが、ここから手をつけるとストレスが大きいわりに、効果が続きにくいです。
今日は我慢できても、仕事が忙しい日や疲れた日は元に戻りやすいからです。
一方で、スマホ代・ネット代・サブスク・保険・家賃などの「固定費」は、一度見直してしまえば、その後は何もしなくても毎月ずっと支出が下がり続けます。
たとえばスマホ代を月3,000円下げれば、1年で36,000円の節約になります。小さな我慢を積み重ねるより、最初に固定費をまとめて調整したほうが、精神的にもラクで、節約効果も大きくなりやすいのです。
固定費をいじる前に知っておきたい3つのルール

固定費は一度いじると生活スタイルに直結するので、勢いだけで解約や乗り換えをしてしまうと「思ったより不便」「前のほうがよかった」と後悔しやすい部分でもあります。
そこで大事なのが、手をつける前に「どの順番で・どこまで見直すか」というルールを決めておくことです。
生活の満足度をほとんど下げずに済むところから変えること、長く効果が続くものを優先すること、そして今使っているサービスの代わりを事前にチェックしておくこと。
この3つを意識するだけで、ムリのない固定費カットがしやすくなります。ここからは、それぞれのルールをもう少し具体的に見ていきます。
生活の満足度をほとんど下げないものから手をつける
固定費を見直すときは、いきなり「家賃を半分にする」とか「サブスクを全部やめる」といった極端なことを考える必要はありません。
むしろ、生活の満足度をほとんど下げずに減らせる出費から手をつけたほうが、ストレスも少なく続けやすいです。
例えば、ほぼ同じ使い心地なのに料金だけ安くなるスマホプランへの変更や、ほとんど見ていない動画サービスの解約などは、その典型例です。
「これがなくなったら明日から困るか?」を基準に、優先順位をつけていくと判断しやすくなります。
次の項目では、効果が長く続きやすい見直しポイントについても触れていきます。
一度見直したら、長く効果が続くものを優先する
固定費の見直しで大事なのは、「一度がんばれば、その後はほったらかしでも効果が続くところ」から手をつけることです。
例えば、契約しているスマホを格安スマホの安いプランに変えたり、不要なオプションを外したりすれば、その1回の手続きだけで毎月ずっと支出が減ります。
保険やネット回線、家賃なども同じで、決めるときは少し手間でも、決まってしまえば自動で節約効果が積み上がっていきます。
毎日こまめに我慢を続けるより、「仕組みを変えてしまう」ほうがラクで確実です。
これから紹介する5つの固定費も、まさに一度見直せば長く効いてくるものばかりです。
解約前に「代わりのサービス」を必ずチェックする
固定費を減らしたいからといって、考えずに「とりあえず解約しよう」とするのは危険です。
スマホやネット回線、動画配信サービス、保険などは、なくしてしまうと生活に不便が出るものが多いからです。
大事なのは「解約するかどうか」ではなく、「同じくらい便利で、もっと安いサービスはないか」を先に探すことです。
たとえば格安SIMやサブスクの乗り換え先を比較サイトや口コミで確認しておけば、「やめたのはいいけど、結局困って戻してしまった」という失敗を防げます。
きちんと代わりとなるものを用意してから解約することで、節約と暮らしやすさの両方を守ることができます。
1.スマホ料金・通信プランをスリム化する

毎月の固定費の中でも、スマホ料金は一人暮らしの社会人の財布にじわじわ効いてくる出費です。
同じように電話やネットを使っていても、契約プランや会社によって月額が大きく変わるケースがあります。にもかかわらず、「よく分からないから」「変更が面倒だから」と、社会人になったときのままのプランを何年も放置している人は少なくありません。
まずは現在の料金とデータ容量を確認し、自分の使い方に合ったプランにスリム化することが、固定費見直しの第一歩となります。
ここでは、スマホ代をムリなく下げる具体的な考え方とチェックポイントを紹介していきます。
まずは自分の毎月のデータ使用量をざっくり把握する
スマホ代を下げたいなら、いきなりプラン変更する前に「自分が毎月どれくらいギガを使っているか」を知ることが大事です。ここを把握せずに安いプランにすると、途中で速度制限がかかってイライラする原因になります。
データ使用量は、多くのスマホで「設定」アプリからモバイル通信・データ使用量の項目を見るか、キャリアの公式アプリやマイページで確認できます。
直近1〜3ヶ月分をざっくり見て、「いつも〇GB前後なのか」「月によってどのくらいブレるのか」をチェックしておくと、自分に合った料金プランを選びやすくなります。
大手キャリア→サブブランド・格安SIMに変えた場合の目安
大手キャリアのまま同じ回線を使い続けている場合と比べて、サブブランドや格安SIMに乗り換えると、月々の料金が数千円下がるケースが多いです。
例えば、通話ほぼなし・データ10〜20GB程度の一人暮らし社会人なら、大手で月7,000〜9,000円前後かかっていたものが、サブブランドや格安SIMなら3,000円台〜4,000円台に収まるプランもあります。
これによる差額は月3,000〜5,000円、年間にすると3〜6万円ほどです。もちろん利用状況や会社によって変わりますが、「同じように使っているのにこの差が出ているかも?」という前提で、一度料金シミュレーションをしてみる価値は十分あります
乗り換え時にやりがちな失敗と、避けるためのチェックポイント
スマホを乗り換えるときに多い失敗は、「安さだけ見て決めてしまうこと」です。
例えば、データ容量が足りずすぐ速度制限がかかったり、通話オプションがなくて電話代が高くなったり、サポートがオンラインのみで不安になるケースがあります。
また、今使っているキャリアメールが使えなくなることや、乗り換えタイミングによっては解約金や端末代の残りが発生することもあります。
このような失敗を避けるためには、①月のデータ使用量と通話量、②エリアや通信品質、③サポート体制、④解約金・端末代の残り、⑤キャリアメールの有無といったポイントを、事前にチェックしておくことが大切です。
2.自宅のインターネット・Wi-Fi環境を整理する

一人暮らしの固定費の中で、意外と重くのしかかっているのが自宅のインターネット料金です。
なんとなく、携帯ショップや家電量販店のブースで勧められたプランのまま契約していて、「こんなに速くなくていいのに高いプランを使っている」とか「スマホのギガも自宅Wi-Fiも両方フルで払っている」といったムダが生まれているケースも多いです。
また、動画視聴やリモートワークが増えた今だからこそ、自分の生活スタイルに合った回線の種類や契約方法を選び直すことが大切です。
このパートでは、今の回線が本当に必要なスペックと料金になっているのかを確認し、光回線・ホームルーター・ポケットWi-Fiの違いや、スマホとのセット割なども含めて、ムダを減らすポイントを解説していきます。
そもそも今の回線速度と料金は見合っている?
自宅のネット代を見直すときは、まず「いま払っている金額」と「実際の回線速度」が釣り合っているかを確認することが大事です。
実はそこまで回線速度が早くないプランに入っているだけで、月6,000〜7,000円払っている人も少なくありません。
速度は、無料のスピードテストサイトなどで簡単にチェックできます。動画を観たりリモート会議をする程度なら、一般的には数十Mbpsも出ていれば十分なことが多いです。
自分の使い方に対して明らかにオーバースペックなら、もう少し安いプランや別のサービスに切り替えられないか検討してみる価値があります。
光回線・ホームルーター・ポケットWi-Fiの違いと選び方
光回線・ホームルーター・ポケットWi-Fiは、どれもインターネットにつなぐ手段ですが、得意分野が少しずつ違います。
光回線は自宅までケーブルを引き込むタイプで、速度や安定性が高く、動画視聴やオンラインゲーム、リモートワークが多い人に向いています。
ホームルーターはコンセントに挿すだけで使える据え置き型で、工事なしで導入したい人向けです。ポケットWi-Fiは持ち運びできる小型ルーターで、外出先でもネットをよく使う人に便利ですが、通信量や速度に制限があるプランも多いです。
このように「家でどれくらい使うか」「外でも使いたいか」「工事ができるか」を基準に、自分の生活スタイルに合うものを選ぶことが大切です。
ネットとスマホをセットにして安くするパターンもある
自宅のネット回線とスマホを別々の会社で契約している場合、まとめるだけで安くなることがあります。
多くの通信会社は「スマホ+光回線」などのセット割を用意していて、1回線あたり数百〜数千円ほど割引されるケースもあります。
家族が同じ会社を使っていれば、その人数分割引が効くこともあるので、トータルではかなり大きな差になります。
ただし、スマホ側だけ格安SIMにしたほうが安くなる場合もあるため、「ネットとスマホを同じ会社にそろえた場合」と「それぞれ一番安いプランを選んだ場合」の両方を比べてから決めるのがおすすめです。
3.放置しているサブスクを一度リセットする

動画配信、音楽アプリ、クラウドストレージ、ゲーム、オンラインサロン…。
気づけばサブスクが増え続けて、1つ1つは1,000円前後でも、合計すると毎月数千円〜1万円近く払っている人も珍しくありません。
しかも、その中には「忙しくて全然開いていないサービス」や「無料期間のつもりでそのまま放置しているもの」も混ざりがちです。
固定費をスリムにするうえで、一度すべてのサブスクを洗い出し、「本当に今の生活に必要なもの」だけを残す作業はかなり効果的です。このパートでは、サブスクの棚卸しのやり方と、ムダな支払いを減らすコツをお伝えします。
「使ってないのに払っているもの」を洗い出す
サブスクを減らす第一歩は、「何にいくら払っているか」を見える化することです。まずはスマホのアプリストアの「サブスクリプション管理」画面や、クレジットカードの明細をチェックして、毎月・毎年自動で引き落とされているサービスを全部書き出します。
動画配信、音楽、クラウド、オンラインストレージ、ゲーム課金、写真編集アプリなどを一つずつ見て、「ここ1〜2ヶ月で実際に使ったか?」を基準に仕分けしていきます。
こうして一覧にしてみると、「存在すら忘れていたのに毎月払っていたサービス」が意外と見つかります。ここから、残すものと解約候補を冷静に選んでいきましょう。
サブスクの整理は“解約日を決めてから登録する”が鉄則
サブスクがどんどん増えてしまう一番の原因は、「とりあえず登録して、いつまで使うか決めていないこと」です。
無料期間や初月割引につられて入ったサービスも、解約のタイミングを決めていないと、そのまま何ヶ月も課金され続けてしまいます。
これを防ぐコツは、契約するときに必ず“解約日”もセットで決めておくことです。無料期間が終わる前日や「3ヶ月試してから考える日」をスマホのカレンダーに入れ、リマインド通知も設定しておきます。
最初にスケジュールを決めてから登録する習慣がつくと、ムダなサブスクが溜まりにくくなります。
どうしても解約できないサービスの付き合い方
便利だし好きだけど、お金のことを考えると本当はやめたほうがいい気もする…」というサブスクもありますよね。
どうしても解約したくないサービスは、ムリにゼロにするのではなく「付き合い方を工夫する」のがおすすめです。
例えば、そのサブスクに使っていい金額の上限を家計の中で決めておく、プランをワンランク下げる、ほかのサブスクを1〜2個やめて帳尻を合わせるといった方法があります。
また、「このサービスは週に◯回以上使う」と自分なりのルールを決めて、ちゃんと元を取る意識を持つと、満足度もコスパも上がりやすくなります。
4.今の自分に合っていない保険料を見直す

保険料も、気づかないうちに家計を圧迫しやすい固定費のひとつです。
社会人になったときに、保険の営業マンに勧められるまま契約したり、「なんとなく不安だから」と手厚い保障を重ねてしまい、今の自分の収入やライフスタイルに合っていないケースも少なくありません。
とくに20〜30代・一人暮らしのうちは、必要以上に高い死亡保障や、内容が重複している医療保険に入っていることもあります。
このパートでは、「そもそもどんな保険が必要なのか」「どこまで削っても問題ないのか」という考え方を整理しながら、ムダな保険料を見直すポイントを解説していきます。
20〜30代一人暮らしで「本当に必要な保険」とは
20〜30代の一人暮らしの場合、「もし自分が働けなくなったら困るかどうか」を基準に考えると整理しやすいです。
まず、日本では健康保険があるので、医療費は原則3割負担で、高額療養費制度も使えます。そのため、入院給付金が手厚すぎる高額な医療保険よりも、「ケガや病気で長く働けなくなったときの収入をカバーする保障」や「万一の障害にそなえる保障」を優先したほうが合理的なことが多いです。
一方で、扶養家族がいない一人暮らしなら、亡くなったときに大きなお金が必要になる人が少ないため、高額な死亡保険は必須ではありません。
まずは公的保障でどこまでカバーされるかを確認し、その足りない部分だけを民間保険で補う、という考え方で見直していくのがおすすめです。
よくある“入りすぎパターン”と、削ってもいい保障
20〜30代の一人暮らしでよくあるのが、すすめられるままに「医療保険+がん保険+三大疾病+就労不能保険」など、似たような保障を重ねてしまうパターンです。内容がかぶっているのに、それぞれに月数千円ずつ払っているケースもあります。
また、扶養家族がいないのに高額な死亡保障をつけている人も多いです。万一のときにお金が必要な相手(配偶者・子ども・持ち家のローンなど)がいないなら、死亡保障は最低限でも問題ない場合がほとんどです。
逆に、「長期の休職で収入が途切れるリスク」や「障害で働けなくなるリスク」は、家計への影響が大きいので、ここは残しておく価値があります。重複している保障や、今の自分には優先度が低いものから見直していくと、保険料をスッキリさせやすくなります。
見直しのときに保険屋さん任せにしないためのポイント
保険を見直すときに大事なのは、「全部おまかせでお願いします」と言わないことです。相手はプロですが、あなたの家計や将来のプランを守る責任までは負ってくれません。まずは自分で「何が不安なのか」「どんなときにお金が必要になるのか」をざっくり言語化しておくことが大切です。
そのうえで、提案された保険については
「これはどんなリスクに備えるものですか?」
「公的保障ではカバーできない部分はどこですか?」
「この保障を外したら何が困りますか?」
といった質問をきちんとしてみてください。
説明を聞いてもピンとこないものや、「今の自分には優先度が低そう」と感じるものは、いったん契約を保留するのも立派な選択です。自分で判断する軸を持つことが、保険料のムダを減らす第一歩になります。
5.家賃と住まいのコスパを考え直してみる
家賃は、一人暮らしの支出の中でもトップクラスに大きい固定費です。
そのわりに、「なんとなく職場に近いから」「内見したときの雰囲気が良かったから」といった理由で決めたまま、何年も見直していない人も少なくありません。
もちろん、住まいは生活の満足度に直結するので、ただ安ければいいわけではないです。大事なのは「今払っている家賃が、自分の手取りや生活スタイルに見合っているか」を一度立ち止まって考えてみることです。
このパートでは、家賃の適正目安や、引っ越さずにできるコストダウンの工夫、実際に引っ越した場合どれくらいで元が取れるのか、といった考え方を紹介していきます。
手取りに対して家賃はどれくらいが目安?

家賃の目安としてよく言われるのは「手取りの25〜30%くらいまで」です。
例えば手取り20万円なら、5〜6万円前後がひとつのラインになります。
これを大きく超えて、手取りの35%以上が家賃に消えていると、残りのお金で食費・光熱費・通信費・交際費をまかなうことになり、貯金まで手が回りにくくなります。
都心でどうしても家賃が高くなりがちな場合でも、「手取りの3割を超えていないか」「家賃以外の固定費も含めて生活が回るか」を一度数字で確認してみると、自分の家賃が無理のない水準かどうか判断しやすくなります。
引っ越さなくてもできる「家賃の圧縮テク」
引っ越しはお金も労力もかかるので、「今の部屋のまま、実質の負担を軽くする」ことを狙ったほうが現実的な場合も多いです。
ひとつの方法として、更新時期に管理会社や大家さんへ相談してみるという手があります。ただし、どんな物件でも家賃が下がるわけではなく、空室が多い・周辺相場より高い・長く住んでいて今後も継続して住む意思がある、といった条件がそろったときに、家賃を少しだけ下げてもらえたり、更新料を調整してもらえる可能性がある、くらいのイメージです。
また、駐車場・トランクルーム・オプションサービスをつけている場合は、本当に必要かを見直すだけでも月数千円変わることがあります。「絶対に下がる」と期待しすぎず、ダメ元でできる工夫から試してみるのがおすすめです。
実際に引っ越す場合のコストと、何年で元が取れるかの考え方
家賃を下げるために引っ越す場合は、「いくら安くなるか」だけでなく、「引っ越しにいくらかかるか」と「何年住めば元が取れるか」をセットで考えることが大事です。
たとえば、今より月1万円安い部屋に移るとして、敷金・礼金・仲介手数料・引っ越し代・新しい家具やカーテンなどを含めて、合計20万円かかったとします。この場合、月1万円の節約なら20ヶ月=約1年8ヶ月住めばトータルでプラスに転じます。
逆に「元を取るまで3年以上かかりそう」「そもそもそんなに長く住むつもりがない」という場合は、無理に引っ越すより、ほかの固定費を見直したほうが現実的かもしれません。数字でざっくりシミュレーションしてから判断するのがおすすめです。
仕事終わりでもできる“スマホだけ見直しチェックリスト”
「固定費を見直したほうがいいのは分かってるけど、平日はヘトヘトで動けない…」という人も多いと思います。
そこでここでは、家に帰ってソファに座りながら“スマホだけ”でできるチェックリストを用意しました。
やることは、キャリアやクレカのアプリを開いて料金を確認したり、サブスク一覧を眺めて「最近使ってないもの」にフラグを立てたりするくらいです。難しい手続きは週末に回してOKで、まずは“把握するだけ”がゴールです。
このパートでは、今日から3日間でできる簡単ステップを順番に紹介していきます。
今日から3日間でやること(STEP1〜STEP3)
今日から3日間で、ムリなく固定費を洗い出すステップを決めておきます。
STEP1(今日)
スマホのキャリアアプリとクレカ明細を開いて、「スマホ料金」「ネット料金」「サブスクの名前」と金額をメモします。細かく分析しなくてOKです。
STEP2(明日)
メモした中から「ほとんど使っていないもの」「金額が高いもの」に印をつけます。サブスクは、ここ1〜2ヶ月で使ったかどうかを基準に仕分けします。
STEP3(3日目)
印をつけたものの中から、「解約」「プランを下げる」「乗り換え候補を調べる」のどれにするか仮決定します。実際の手続きは週末で大丈夫なので、まずは“候補を決める”ところまで進めてみてください。
1ヶ月後に家計がどう変わっているかのイメージ
固定費を見直して1ヶ月たつころには、数字にも気持ちにも少し変化が出てきます。
例えば、スマホプランの見直しで月2,000円、使っていないサブスク解約で1,500円、保険料の調整で2,000円下がれば、それだけで月5,000円の固定費カットです。毎月のことなので、1年続けば6万円の差になります。
「今月も残高ギリギリ…」だった口座に、少しだけ“余白”ができてくると、お金の不安も和らぎます。その余った分を貯金や投資用の口座に回せば、家計は少しずつ「守り」から「整えて増やす」方向へシフトしていきます。
まとめ|固定費が変われば、給料そのままでも「使えるお金」は増やせる

ここまで見てきたように、家計が苦しいからといって、根性で毎日の楽しみを削る必要はありません。
スマホ代やネット代、サブスク、保険料、家賃といった「一度決めたら自動で落ちていくお金」を見直せば、給料が同じでも、毎月手元に残るお金はしっかり増やせます。
最初から全部を完璧にやる必要はなく、気になったところを一つずつ整理していくだけで十分です。今日の小さな見直しが、数ヶ月後・数年後の残高に大きな差を生みます。できそうなところから、ゆるく始めていきましょう。
最初の一歩は「どれか一つ」でOK
「固定費の見直し」と聞くと、スマホもネットも保険も家賃も…全部やらなきゃいけない気がして、正直しんどくなりますよね。
でも、最初の一歩は「どれか一つ」だけで大丈夫です。
スマホ代でも、使っていないサブスクでも、「ここならやれそう」と思ったところを一つだけ選んで、金額を確認してみるところから始めてみてください。
一つ変わると、「じゃあ次はこれも見直してみようかな」と少しずつ動きやすくなります。家計管理は、完璧よりも“ゆるく続けること”のほうがずっと大事です。
浮いたお金をそのまま使わず“貯金・投資用の口座”に逃がす
固定費を見直してお金が浮いても、そのままメイン口座に置いておくと、気づかないうちに日々の支出に飲み込まれてしまいます。
一番のコツは、「浮いた分は最初からなかったもの」と考えて、給料日後すぐに別口座へ移す仕組みを作ることです。
貯金用・投資用の口座をひとつ用意して、毎月自動振替にしておけば、意志の力に頼らなくてもお金が貯まりやすくなります。
固定費カットで増えたお金を、そのまま将来の安心につながる場所へ逃がしてあげましょう。
