「また値上がりしてる……」
最近、スーパーのレシートや電気代の明細を見て、思わずため息をついてしまうことはありませんか?
「食費を削るために、少しでも安い食材を探す」
「家族のために、自分の欲しいものを我慢する」
もし、そんなふうに毎日節約を頑張っているなら、一度深呼吸して、肩の力を抜いてください。 毎日家計を支えているあなたが、これ以上自分を追い込む必要はありません。
むしろ、節約自体はコツさえわかってしまえば簡単に行うことができます。
今日は、日々の暮らしのお金を一切削らずに、「手続きひとつ」で毎月のお金が浮く「固定費の見直し」についてお話しします。
なぜ、食費よりも「固定費」なの?
節約というと、真っ先に「食費」を思い浮かべる方が多いかもしれません。でも、食費の節約は毎日のことなので、精神的なストレスが溜まりやすく、リバウンドもしやすいんです。
一方で、「固定費」(スマホ代、光熱費、保険料など毎月決まって出ていくお金)はどうでしょうか。
- 食費の節約 = 毎日ずっと頑張り続ける「マラソン」みたいでしんどくなる
- 固定費の節約 = 最初に一度だけ手続きすれば、自動的に楽になる
一度見直してしまえば、来月も、再来月も、来年も、何もしなくても自動的にお金が浮いてくる状態になります。 「息をしているだけで節約できている」状態を作るのが、固定費見直しのゴールです。
まずはここから!家計を助ける「3つの見直しポイント」
「見直し」と言っても、難しい計算は必要ありません。まずは効果が大きい「3つ」だけに注目してみましょう。
1. 通信費(スマホ代)を見直す

これが一番効果が大きく、即効性があります。 もし今、大手キャリアの使い放題プランなどで、一人あたり月7,000円〜8,000円払っているなら、それが「月2,000円台」になるかもしれません。
- 格安SIMやサブブランド(ahamo, povo, LINEMO, 楽天モバイル, UQ, Y!mobileなど)への乗り換えを検討してみましょう。
- 「乗り換え手続きが面倒…」と思われるかもしれませんが、今はネットで完結し、番号もそのまま使えます。
「家族割があるから」は要注意です。なぜなら、大手キャリアの家族割(例えばマイナス1,000円)があっても、元値が高いままだと、結果的に割高なケースが多いです。思い切って家族全員で乗り換えると、驚くほど下がりますよ。
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2. 光熱費(電気・ガス)の契約を確認して見直す

2026年もエネルギー価格は不安定ですよね。だからこそ、少しでも基本料金が安い会社を選びたいところです。
- 電力・ガスの自由化を利用して、ライフスタイルに合った会社へ切り替え。
- 「セット割」を活用する(電気とガス、電気とスマホをまとめる)。
これらはネット上の「シミュレーションサイト」で、検針票の数字を入れるだけで簡単に比較できます。切り替え工事も不要な場合がほとんどです。
3. 保険料の見直し

保険は「お守り」ですが、過剰なお守りは家計を圧迫してしまいます。
- 重複していませんか?(医療保険に入っているのに、がん保険の特約でも同じ保障をつけている、など)
- 公的制度を知ろう: 日本には「高額療養費制度」があり、医療費が高額になっても自己負担には上限があります。「もしもの時」に必要な金額は、実はそこまで巨額ではないかもしれません。
一度、保険証券を広げて、「今の私たち家族に本当に必要なのはどれ?」と話し合ってみるのも良いですね。
【シミュレーション】見直しでいくら浮くの?
「本当にそんなに変わるの?」と疑問に思う方へ。 一般的な4人家族(夫婦+子供2人)で、少し気合を入れて見直した場合のシミュレーションを作ってみました。
| 見直し項目 | 見直し前 | 見直し後 | 浮いた金額(月) |
| スマホ代 | 25,000円 (大手3台+キッズ携帯) | 9,000円 (格安SIMへ変更) | 16,000円 |
| 保険料 | 30,000円 (掛け捨て+積立) | 20,000円 (重複カット) | 10,000円 |
| サブスク等 | 5,000円 (動画・ジム等) | 1,000円 (不要分を解約) | 4,000円 |
| 合計 | 60,000円 | 30,000円 | 30,000円! |
いかがでしょうか? なんと、毎月3万円、年間で36万円ものお金が浮く計算になります。
36万円あれば、家族でちょっといい旅行に行けますし、お子さんの将来のための教育費としてNISAに回すことだってできます。「食費の100円」を3,600回節約するのは不可能でも、固定費なら1日で達成できるんです。
さいごに:浮いたお金は「未来の楽しみ」へ
固定費の見直しは、最初の一歩だけ少しエネルギーが必要です。
「面倒だな」「よく分からないな」と思う気持ち、すごく分かります。
でも、その重い腰を一度だけ上げて手続きをしてしまえば、あとは毎月通帳を見るたびに「あ、今月もお金が残ってる!」という喜びが待っています。
筆者も小さなところから禁煙で始めたことで、その成果をすごく実感しています。
まずは今週末、「使っていないサブスク(月額課金)がないか確認する」、あるいは「スマホの料金プランを見直す」、このどちらか一つだけでも、始めてみませんか?

